【運転免許事典】 仮免許について 目次


仮免許について

このページでは、指定自動車教習所へ行かずに公安委員会の運転免許試験場(免許センター等)で直接技能試験を受ける人を主な対象として説明します。
(仮免許の受験資格や試験の方法については『免許の取得と運転免許試験』のページを参照してください。)

仮免許で路上練習する場合、普通第一種免許・普通第二種免許試験を受ける人は普通仮免許(準中型仮免許・中型仮免許・大型仮免許でもよい)を取得して普通自動車で練習し、準中型第一種免許試験を受ける人は準中型仮免許(中型仮免許・大型仮免許でもよい)を取得して準中型自動車で練習し、中型第一種免許・中型第二種免許試験を受ける人は中型仮免許(大型仮免許でもよい)を取得して中型自動車で練習し、大型第一種免許・大型第二種免許試験を受ける人は、大型仮免許を取得して大型自動車で練習することになります。
ただし、普通自動車を運転できる第一種免許(普通免許・準中型免許・中型免許・大型免許)を受けている人が普通第二種免許試験を受ける場合、中型自動車を運転できる第一種免許(中型免許・大型免許)を受けている人が中型第二種免許試験を受ける場合、大型第一種免許を受けている人が大型第二種免許試験を受ける場合には、仮免許を取得する必要はありません。




仮免許による練習方法

普通仮免許・準中型仮免許・中型仮免許・大型仮免許を取得して一般道路で運転練習をする方法として、一定の規則が定められています。

(1)練習場所(普通第一種免許・準中型第一種免許・中型第一種免許・大型第一種免許・普通第二種免許・中型第二種免許・大型第二種免許共通)

高速自動車国道及び自動車専用道路以外の道路

(2)使用する自動車

受けようとする免許の種類 練習で使用する自動車
普通第一種免許
普通第二種免許
普通自動車
準中型第一種免許 準中型自動車
中型第一種免許 中型自動車
大型第一種免許 大型自動車
中型第二種免許 乗車定員11人以上29人以下のバス型の中型自動車
大型第二種免許 乗車定員30人以上のバス型の大型自動車

(3)標識の表示(普通第一種免許・準中型第一種免許・中型第一種免許・大型第一種免許・普通第二種免許・中型第二種免許・大型第二種免許共通)

自動車の前面と後面の2カ所に『仮免許練習中』と記入した標識を、地上0.4m以上1.2m以下の位置に、前方又は後方から見やすいように表示すること。
  • 標識の大きさは、タテ17cm以上・ヨコ30cm以上
  • 標識の材料は、金属・木・その他使用に十分耐えるもの
  • 標識の文字の色は黒で地の色は白
  • 『仮免許練習中』の文字は下の例の様に、『仮免許』を上段に『練習中』を下段に記入すること。(下の例
    はブラウザの設定によっては正しく表示されないことがあるかもしれません。)
仮免許
練習中

(4)同乗者

練習時には、一定の資格を備えた同乗者を運転者の横に乗せて、その同乗者の指導を受けながら運転すること。

同乗者の資格
受けようとする
免許の種類
同乗者の資格
普通第一種免許
普通第二種免許
練習で使用する普通自動車を運転できる第一種免許(普通免許・準中型免許・中型免許・大型免許)を受けていて、その免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して3年以上の人、又は練習で使用する普通自動車を運転できる第二種免許(普通第二種免許・中型第二種免許・大型第二種免許)を受けている人。
(いずれの場合も現在免許の効力が停止されている人を除きます。)
準中型第一種免許 練習で使用する準中型自動車を運転できる第一種免許(準中型免許・中型免許・大型免許)を受けていて、その免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して3年以上の人、又は練習で使用する準中型自動車を運転できる第二種免許(中型第二種免許・大型第二種免許)を受けている人。
(いずれの場合も現在免許の効力が停止されている人を除きます。)
中型第一種免許
中型第二種免許
練習で使用する中型自動車を運転できる第一種免許(中型免許・大型免許)を受けていて、その免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して3年以上の人、又は練習で使用する中型自動車を運転できる第二種免許(中型第二種免許・大型第二種免許)を受けている人。
(いずれの場合も現在免許の効力が停止されている人を除きます。)
大型第一種免許
大型第二種免許
練習で使用する大型自動車を運転できる大型第一種免許を受けていて、その免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して3年以上の人、又は練習で使用する大型自動車を運転できる大型第二種免許を受けている人。
(いずれの場合も現在免許の効力が停止されている人を除きます。)

普通自動車・準中型免許・中型自動車・大型自動車に共通して、同乗者は練習で使用する自動車を運転できる免許を受けていなければなりません。もし、練習で使用するのが普通自動車のMT車(ギアチェンジを手動で行う車)であれば、AT限定普通免許しか受けていない人は同乗者の資格がないことになります。
さらに、同乗者の受けている免許が第一種免許の場合は、免許期間が3年以上でなければなりません。同乗者の受けている免許が第二種免許の場合には、免許期間は規定されていないので第二種免許を受けていればよいことになります。
その上、現在免許の効力が停止されている人は同乗者の資格がありません。

(5)練習日数(普通第一種免許・準中型第一種免許・中型第一種免許・大型第一種免許・普通第二種免許・中型第二種免許・大型第二種免許共通)

過去3ヶ月以内に5日以上。
1日につき何時間という規定はありませんが、都道府県によっては『何時間以上』と指導しているところもあるようです。

(6)練習項目

練習項目 練習細目
運転装置の操作等 (普通第一種免許・準中型第一種免許・中型第一種免許・大型第一種免許・普通第二種免許・中型第二種免許・大型第二種免許共通)
  1. 運転姿勢を正しく保つこと。
  2. 乗降口のドアを閉じ、後写鏡(バックミラー)を調節する等安全を図るため必要な措置を講ずること。
  3. 道路及び交通の状況に応じ、ハンドル・ブレーキその他の装置を確実に操作すること。
交通法規に従い、
道路及び交通の状
況に応じた運転
(普通第一種免許・準中型第一種免許・中型第一種免許・大型第一種免許・普通第二種免許・中型第二種免許・大型第二種免許共通)
  1. 信号並びに道路標識及び道路標示による交通規制に従うこと。
  2. 歩行者を保護する等交通の安全を確保すること。
  3. 通行区分等を守ること。
  4. 他人に危害を及ぼさないような速度、車間距離及び側方間隔を保つこと。
  5. 合図の方法を守ること。
  6. 交差点における通行方法を守ること。
  7. その他『交通の方法に関する教則』の内容となっている事項を守ること。
旅客自動車の運転 (普通第二種免許・中型第二種免許・大型第二種免許)
  1. 人の乗降のための停車及び発進を安全に行うこと。
(普通第二種免許)
  1. 転回を安全に行うこと。




仮免許の有効期間

仮免許の有効期間は6ヶ月間です。
また仮免許には更新の手続きがありません。
ですから、仮免許の有効期間内に技能試験に合格できない場合は、もう一度仮免許試験を受験して仮免許を再取得しなければなりません。



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